2023年以降のSEOは変化が必要か

どのようなコンテンツを目指すべきか、という点においては
基本的にGoogleの提唱する思想を支持していますので、これまで同様でよいと考えています。

ですが、ユーザーの検索行動は今後大きく変化するかもしれません。

わたしたちの生活にAIが身近な存在となる、そのひとつは先生役として、が考えられます。
これまで多くの担任を務めてきたのはGoogle先生でした。
日本でのシェア率は実質9割超!

しかし、今年度から新しい先生がウケそうな気配を感じます。

MicrosoftのAI関連のプロジェクトに最大100億ドルに達する投資の可能性あり、との報道が聞こえてきました。

Microsoftは検索シェア拡大に本腰か

それによるものか、Bing検索への呼び込みキャンペーンは楽天のそれを彷彿とさせます。
その規模は大きく凌駕するのではないでしょうか。

ブラウザ「Edge」を使ってクイズなど、促されるアクションをするとポイントが増え、
一定数まで貯まると、Amazonギフト券¥600に交換できるようです。

仕事では主にWindowsを使用していますが、このツイートを事前に見ていたのと、
ふと、こんな気になる画像が表示されたので、久々にブラウザ「Edge」を使ってみました。

久しぶりのEdgeは、何だかずいぶんいい感じに思えました。
次に促されるアクションが結構興味深かったです。いわゆる「CTA」が秀逸なのか。
UXデザインとしても大変興味深く、新鮮な体験を味わえました。

「Google砲」でお馴染みのDiscover掲載は、大きな流入に繋がり得ることで有名ですが
Microsoft関連のサービスが定着し出すと、それに似た新たな流入経路が発生するかもしれません。
現段階でとれる対策としては、ユーザーにとって良質なコンテンツを心がけることくらいでしょう。

新担任「Bing先生」は定着するか

今後、どれだけ世間一般に広く受け入れられるのかがカギとなりますが、
個人的にはBing先生がウソをつかないか、まずは信頼性の問題が挙げられます。

先生にズバリ、質問してみました。

自身のこととはいえ「強気さ」は感じさせない、無難な回答をいただきました。

検索方法の選択肢に「AI対話形式の検索」が増え、ユーザーの「検索行動」に変化が訪れそうですね。

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